こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。
今日は腰痛のタイプについてお話ししたいと思います。
国民病といわれる腰痛ですが、腰痛は2つの段階と2つの分類に分けることができます。
腰痛の段階
腰痛は段階的に区別することができます。
それはレントゲンで判定「できる」のか「できないのか」です。
レントゲンで判定できないものは腰痛症といわれます。
実はこの腰痛症が圧倒的に多く、腰痛の8割を占めるといわれています。
残りの2割はレントゲンで判定することができ、椎間板ヘルニアや脊椎分離症、脊柱管狭窄症などの診断名がつきます。
腰痛症の段階は主に筋肉のトラブルで起きていることが多いのですが、筋肉はレントゲンには映らないため判定ができません。
腰痛症であれば整体院での施術で改善が可能な範囲といえると思います。
逆に診断名がついてしまったということは、レントゲンにより骨の異常がみつかったということです。
診断名がついてしまうと、筋肉のトラブルと骨のトラブルが重複します。
診断名がつく段階までいってしまうと、整体の先生がどれだけゴッドハンドだったとしても骨のトラブルは残ってしまいます。
しかし、骨のトラブルが残っても筋肉のトラブルは改善していくことができます。
筋肉のトラブルが改善していけば、腰痛症と比べ時間はかかりますが、日常生活に支障がない程度まで良くすることが可能です。
腰痛の分類
腰痛の分類は大きく分けて2つ。
後弯か過前弯かです。
腰椎は正常であれば緩やかな前弯をしており、これを生理的前弯といいます。
後弯は腰が後ろにカーブした状態で、過前弯は前のカーブが強くなった状態です。
上の画像でいうと、左が後弯、真ん中が過前弯、右が正常です。
腰椎に合わせて骨盤も前傾後傾と変化がみられます。
実際には骨盤の挙上や回旋も複合していることが多く、純粋に後弯と過前弯だけの人はほとんどいないと思います。
今回のこの分類は腰椎で分類しています。
この2つのタイプは腰が痛いという症状は変わりませんが、なぜ腰痛が出ているのかという原因や施術方法は異なります。
自分で判断するときは、腰を前屈させて痛いのであれば後弯型、後屈させて痛いのなら過前弯型と判断するといいと思います。
段階によって症状が改善するまでの期間や程度に差が出ます。
分類によって改善すべき原因と施術方法が変わってきます。
腰痛症のレベルであれば十分に改善が可能な範囲といえると思います。
腰痛をほっておいて診断名がつく段階まで来てしまうと、症状を改善することが難しくなります。
診断名がつく前であれば、自分でも症状を改善させることが可能なので、早めに対処することが重要です。
伊那市、箕輪町、辰野町で腰痛にお悩みであれば、当院へご相談ください。