こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。
突然ですが以下の項目をチェックしてみてください。
①上下の歯の噛み合わせの面がすり減って平らになっている、もしくは歯が欠けている
②歯と歯肉の間に削り取られたような傷がある
③下の側面に歯形がついている
④頬の内側に噛んだ跡があり、白い線がついている
⑤顎関節に痛みがある、または押すと痛い
⑥顎のエラの部分が痛い、または押すと痛い
⑦歯を食いしばる癖がある
何個当てはまりましたか?
2個以上該当する方はクレンチング症候群の可能性があります。
「無意識に歯を食いしばってしまう癖」のことをクレンチング症候群といいます。
クレンチング症候群になると、歯を食いしばってしまうせいで顎が痛くなったり、歯が欠けてしまったり、頭痛や肩こりを引き起こします。
クレンチング症候群の主な原因はストレスといわれています。
クレンチング症候群は歯医者さんの領域ではあるんですが、整体院とも関りがあります。
歯を食いしばる癖があると、噛むために咀嚼筋が働きます。
咀嚼筋群には側頭筋と呼ばれる筋があり、頭の横についています。
そのため、常に食いしばる癖がついていると、側頭筋は疲労し硬くなり、それが原因で頭痛を引き起こします。
また、咀嚼筋は首や肩ともつながっているものが多く、咀嚼筋が硬くなることで首や肩の筋肉も硬くなり肩こりの原因となります。
肩が凝るということはそこと繋がりがある、背中や腰の筋肉も硬くなる可能性があり、ひどい場合には腰痛を引き起こすこともあります。
そのため、整体院とも関りのある症状の一つといえます。
歯医者さんに相談することが1番ですが、自分でもできることがあります。
全身のストレッチ、ストレスを溜めない、頬杖を突かない、横向きで寝ないなどです。
頬杖や横向きで寝ることは顎に負担がかかるので、癖になっている人は意識して直すようにしましょう。
主な原因はストレスといわれているため、ストレスを溜めないように工夫したり発散する手段を持ちましょう。
運動やストレッチはおすすめです。
運動や全身のストレッチはストレスを軽減するだけでなく、体が硬くなるのを防ぎます。
食いしばりにより首や肩こりを引き起こすことがあるということは、逆に首や肩こりが原因で食いしばりを起こしやすくなります。
日ごろから運動やストレッチを行い、体を柔軟に保ち、不調の出にくい体作りを行っていきましょう。
伊那市、辰野町、箕輪町の方で、お体の不調や日常生活を見直したいという方は1度当院へご相談ください。