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血管性の足の痛み

こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。

今日は血管性の足の痛みやしびれについて書きたいと思います。

足の痛みやしびれを訴えてこられた場合、特に外傷もないのであれば、

坐骨神経の症状ということで脊柱管狭窄症といった脊髄疾患をまず疑います。

坐骨神経症を判別する検査を行い、検査に問題がなかったら別の検査に移ります。

触診や視診も重要な検査で、むくみや皮膚の変色、血管が浮きでているといった所見がみられれば血管性の疾患を疑います。

閉塞性動脈硬化症

足の痛みを引き起こす血管性の疾患に閉塞性動脈硬化症があります。

閉塞性動脈硬化症は血管が硬くなったり、狭くなったりして足の血流が悪くなってしまう疾患です。

ひどい場合には細胞が壊死してしまい、指や足を切断しなければいけなくなります。

50歳以上の男性に多く、高血圧、糖尿病、喫煙歴が誘因となります。

症状として間欠性跛行、足の冷感、しびれ、痛みがあります。

間欠性跛行は長く歩くと痛みやしびれが強くなり、少し休むと改善するという歩行です。

血管の血流が悪くなる疾患なので、動脈の触診で拍動を確かめます。

下肢の動脈では主に膝窩動脈、後脛骨動脈、足背動脈で触診ができます。

この3つの内1つでも拍動が感じられない、弱いということがあったら血管性の疾患を疑い、病院受診をすすめています。

下肢静脈瘤

他の血管性の疾患に下肢静脈瘤があります。

下肢静脈瘤は血管がボコボコ盛り上がっていたり、血管の色が濃くなって浮き出ているようにみえたりするのが特徴です。

血は静脈を通って心臓に戻っていきます。

逆流しないように弁がついているのですが、何らかの原因でこの弁の働きが悪くなり、

血が逆流し、下肢にたまってしまい起こります。

これは血管に特徴的な症状が出るため、視診で確認出来たら病院受診を促しています。

みなさんも自分の足の血管が浮き出ていると感じたら病院受診してください。

この他にも足の痛みを引き起こす疾患はたくさんあります。

体の不調があればまずは病院へ受診いただき、それから整体院や接骨院へ行かれることをおすすめします。

一番大切なのは早いうちから生活習慣を見直すことです。

腰痛や肩こりもそうですが、体の不調は生活習慣から起こります。

病気は特にその影響を受けやすいと思います。

暴飲暴食、喫煙、運動不足、睡眠不足、水分不足などです。

全部完璧でなくてもいいんです。

若いうちから自分の健康を考えて、生活をちょっとでも変えられたら将来は大きく変わってくると思います。

伊那市、箕輪町、辰野町の方で、体に不調がある方は当院へご相談ください。

一緒に頑張って生活習慣見直してみませんか?

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