掃除仕事にも多い間違った姿勢
こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。
今回は掃除場面での間違った姿勢について書いていきたいと思います。
右手右足前は坐骨神経痛に注意
掃除をする際に掃除機をかける方がほとんどだと思います。
掃除機がけの動作の特徴は、前かがみになって動くことです。
掃除機をかけるときの動きを思い浮かべてください。
右手右足が前になっていませんか?
体の不調を訴えている方の多くは掃除機をかけるときに、右足を前に出して右手で掃除機をかけられている方が多いようです。
右手右足を前に出してかがむ動作は体に非常に大きな負担がかかっています。
右手右足を前に出してかがんでみると、右のお尻から太ももの裏が必ずつっぱります。
このツッパリ感は坐骨神経の走行に沿って出ます。
この動作が日常化しているとやがて坐骨神経痛を引き起こします。
若い人を除いて、歳を重ねると年々体は硬くなってきます。
以前みたいな柔軟性がないのに無理に筋肉がつっぱるような動作を続けていると、負担になります。
右手右足前の前屈の姿勢は4つの負担が体にかかります。
①右半身が無理に縮められる
②右半身前屈が強いられる
③上半身の左側屈が強いられる
④上半身は左へのねじりが強要される
①~③は上記で説明した無理に体をつっぱらせる動作になります。
右足を前に出して前屈すると骨盤は左へねじれます。
この状態で右手を前に出すことで更に骨盤は左へねじれ④の状態になります。
歩くときは左足を前に出したら自然と右手が前に出ます。
そうすることで骨盤の過度なねじれを抑制しています。
体の動かし方にはすべてルールがあって、体に負担なく動作ができるようになっています。
しかし、この右手右足前の動作はそのルールを捻じ曲げてしまっています。
体に負担がかかる動作を続けていては、不調が出てくるのは当然の結果ですよね。
また、この動作は物を拾うときも気を付けるべきです。
何か物を拾うとき無意識に右手右足前でものを拾ってしまう方がおられますが、これも体に負担がかかる動作です。
右手を前に出すときは左足を前に出す。
このルールを忘れずに実践してみてください。
最後になりますが、伊那市、辰野町、箕輪町の方で、腰痛や肩こりにお悩みの方は当院へご相談ください。