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寝ても疲れが取れない理由

こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。

しっかりと睡眠時間は取れているのに、なぜか疲れが取れない。

そんなことありませんか?

今回は寝ても疲れが取れない原因を解説したいと思います。

睡眠の質の低下

まず1つ目の理由として挙げられるのが睡眠の質の低下です。

睡眠時間をしっかり確保することは大切なんですが、時間だけでなく質も気にしなくてはいけません。

以前ブログで書いたんですが、睡眠時間は多くても少なくても寿命が短くなるという研究結果が出ています。

理想は6~8時間です。

この睡眠時間を確保したうえでさらに質を高めていかなければなりません。

それには生活習慣の改善が必要です。

まず寝る時間、起きる時間は一定にしましょう。

睡眠と覚醒は体内時計で管理されています。

毎日同じ時間に寝て、起きることで、スムーズに睡眠が行えるよう習慣づけましょう。

入浴の時間は就寝の1時間前が理想です。

湯船にはちゃんと入りましょう。

湯船につかることで副交感神経が優位になり、睡眠導入が行われやすくなります。

湯の温度はぬるめにしてください。

暑すぎると交感神経が優位になってしまうためです。

次に就寝前のパソコンやスマホはやめましょう。

そういった機器の光は脳に刺激が強く、覚醒を促してしまいます。

他には適度な運動が大切です。

適度な運動は体にちょうどいい疲労感を与えます。

体に疲労がたまると脳は睡眠を促すようになっています。

また、運動は筋力や柔軟性を維持するのに効果的で、体が硬くなって腰痛などの痛みで睡眠の質を下げてしまうことを予防することができます。

ストレスも睡眠の天敵です。

ストレスは自律神経を乱す原因となるため、好きなことをする時間や運動などで発散するようにしましょう。

甘いものは控える

疲れているときは甘いものを食べるといい。

良く聞きますよね?

実はこれ

大間違いなんです。

疲れているときに甘いものを食べ過ぎてしまうと逆に体は疲れてしまうんです。

疲れているときこそ糖質の制限が必要です。

では、その理由を説明したいと思います。

甘いものには砂糖がたくさん使われています。

糖質を取ると脳からドーパミンが分泌されます。

ドーパミンは脳内麻薬とも呼ばれ、幸福感と快感を得ることができます。

なので甘いものを食べた後は幸福感が強くなり、疲労も消えたように感じます。

しかし、糖質を摂取した後は血中の糖度を下げるために膵臓からインシュリンが分泌されます。

インシュリンにより血糖値が下がると、幸福感はなくなり疲労感を強く感じるようになります。

それだけでなく、インシュリンを分泌する機会や量が増えると、膵臓を疲労させてしまいます。

疲労しインシュリンの量が減ってしまうと糖尿病になってしまう危険性が高まります。

また、糖質は色々な物質とくっつきやすい性質があります。

規則通りのくっつき方をすれば問題ないのですが、手あたり次第色んなものにくっついてしまいます。

これを糖化といいます。

これが大問題なのです。

糖化したたんぱく質や脂質は変性し正常な働きをしなくなります。

この変性した物質はAGEsという老化物質に代わります。

老化物質なのでこれが増えると、体の老化が加速します。

疲れやすくなったり、老けて見えたり、病気になりやすくなります。

現代人は糖質を取りすぎていると言われています。

そもそもパンや米から糖質は十分摂取できているため、ジュースや甘い食べ物を食べる必要などありません。

エネルギーとして使われなかった糖質は糖化してしまうため、甘いものを食べた分だけ体の老化は進行します。

疲れがたまりやすい体になるだけでなく、病気の可能性も高まるため、甘いものはできるだけ減らした方がいいといえます。

飲食は体を作る基本になります。

甘いものに限らず、何かを取りすぎることは体にとって良くありません。

コーヒーやエナジードリンクにはカフェインが多く含まれているので、取りすぎると自律神経に乱れが生じます。

カフェインは利尿作用があるため、体は水分不足になりやすくなります。

水分が少ないと血液は流れが悪くなるため、疲労がたまりやすくなります。

ストレスを溜めない

ストレスは体の天敵です。

精神的なストレスだけでなく、身体的なストレスもこれに当てはまります。

身体的なストレスとは、例えば過度な運動、オーバーワーク、パソコンやスマホの見過ぎなどです。

身体的ストレスが持続すると体に負担がかかり、筋肉が硬くなり柔軟性が失われます。

硬くなった筋は血流が悪くなるので代謝が低下し、筋自体が疲れやすくなります。

精神的ストレスは自律神経を乱す原因となります。

自律神経が乱れると、倦怠感やイライラ、疲労感などを感じやすく、睡眠時間を取っていても体が休まった気がしなくなります。

また、睡眠の質を低下させる原因にもなります。

趣味を楽しんだり、運動するなど気分転換を図ることが効果的です。

いかがでしたでしょうか?

日ごろから寝ても疲れが取れないという方は、このブログを読んで当てはまったことがあるのではないでしょうか。

疲労に限らず、腰痛や肩こりといった不調も生活習慣から起こることが多いです。

生活習慣を変えるだけで、改善する不調はたくさんあります。

何か不調がある場合、今一度自分の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

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