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息・食・動・想・環

こんにちは。はやし健康整体院の林です。今日のブログはあまり専門的ではありません。

操体法で良く語られる息・食・動・想・環についてお話したいと思います。

僕の「操体法について」というブログは読まれましたでしょうか?

そこで詳しく書いてありますが簡単におさらいします。

生きていく上で自分で責任を持たないといけないことが5つあります。

それが呼吸・食事・動作・想念・環境の5つです。

この5つはいつも関連し合い、補い合い、繋がり合って心身のバランスを維持しています。

このバランスが取れている状態を操体法では『健康』といいます。

この5つは自分の行動で変えていくことができることから、5つの自己責任といいます。

今日は呼吸、食事、動作のちょこっとためになる話を書きたいと思います。

呼吸

普段何気なくしているもので、あんまり気にしていない方も多いと思いますが、呼吸って大事なんですよね。

呼吸が浅くなると脳への酸素供給が減り、思考力や集中力が低下します。

また、呼吸は姿勢とも大きく関係していて、呼吸が浅い人ほど姿勢が崩れがちです。

そんなときにはドローイング!!

かっこよく言ってみましたが、腹式呼吸のことです。

この腹式呼吸がほんとオススメで、整体業界だけでなく病院でのリハビリでも推奨されています。

基本的立位姿勢を維持するためには腹圧が必要になります。腹式呼吸はこの腹圧を高めるのにとても適したトレーニングです。

やり方は簡単です。夜寝る前に布団の中で10回行ってみましょう。

仰向けになり膝を立てます。手はお腹にそっと置いてください。

①フーッとゆっくり息を吐いていきます。
この時お腹をへこまして、肛門を締めてお尻を少し浮き気味にします。

②気持ちよく吐ききったらポッと力を抜きます。
すると鼻から空気が自然に入ってきます。

③お腹を膨らませながら息を吸いこみます。
この時、腰は少し反り気味になります。

無理に行わず気持ち良さを味わいながら行ってみてください。

食事

歯の種類と数に合わせた食事バランスがお勧めです。

前歯は8本あり野菜用

犬歯は4本で肉類用

臼歯は16本で穀類用

となるため穀類が4、野菜2、肉類1の割合で、季節の旬にあった食べ物をよく噛んで、腹八分目で食すのが健康に良いです。

歯をみれば最適な食事のバランスが分かるなんて、人間の身体っておもしろいですよね。

動作

操体法では重心安定と移動の法則という考え方があります。

手でものを持ったり引っ張ったりするときは、
手の小指側に力を入れて動作します。
立位での動作時、足は親指側に力を入れると安定します。

身体をひねる動きのときは、ひねった側の足に体重をかけます。
身体を横に倒すときは、倒した反対の足に体重をかけます。
前屈するときはかかと側へ体重をかけます。
後屈のときはつま先に体重をかけます。

実はこれだけをセルフケアとしてやってても腰痛は良くなります。

右手で作業をするときは、左足を後ろに引きます。
物を拾うときは、拾う手と反対の足を前に出します。

そうすることで重心を安定させることができ身体に負担のない動きができます。

どうですか?ちょこっとためになりましたか?

腹式呼吸や重心移動の法則は効果が高いので、セルフケアとしてぜひ行ってみてください。

伊那市、辰野町、箕輪町の方で、腰痛や肩こりにお悩みの方は当院へご相談ください。

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