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腰痛 腰部脊柱管狭窄症編2

こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。

以前、腰部脊柱管狭窄症についてお話したのですが、今回はその2弾をお届けします。

脊柱管狭窄症は椎間板の肥大、背骨の歪み、背骨の変形、靱帯の肥大によって生じます。

狭窄が一番多いのが腰部です。腰部脊柱管狭窄症には3つの種類があります。

馬尾型

馬尾神経を圧迫するタイプの狭窄症です。

馬尾神経は脊髄神経根という細い神経の集まりで、脊髄の末端の神経です。馬のしっぽのような形に見えることからこう呼ばれます。

ここに狭窄が起きると腰・臀部・両足・陰部周辺のしびれ、排尿排便障害、両下肢の脱力感、性機能障害といった症状が現れます。片側だけでなく両方に症状が出ることが特徴です。痛みはないことが多いとされています。

腰部脊柱管狭窄症の14%を占めます。

神経根型

神経根は脊柱管を通る細い神経のことです。脊柱管の外側が狭窄される場合と、脊髄から出るときに通る穴が狭窄されて起こる場合があります。片側のみに症状が出やすいという特徴があります。

症状は腰から下肢にかけてのしびれや痛みです。

腰部脊柱管狭窄症の70%を占めます。

混合型

混合型は脊髄の左右から出る神経根と、馬尾神経の両方が圧迫されるタイプの狭窄症です。神経根型と馬尾神経型の両方の症状がでることが特徴です。

腰部脊柱管狭窄症の16%を占めます。

整体院できること

整体院で症状が改善しやすいのは神経根型になります。

神経根が脊髄から出るときに通る穴を椎間孔といいます。

この椎間孔は背骨の歪みによって狭くなってしまっている場合があり、背骨の歪みを改善することで圧迫が取れ、症状が改善する可能性があります。

その他の型も全く改善しないということはなく、症状が重くなるのを予防する効果があります。

脊柱管狭窄症は背骨を後ろに反る動作で症状が悪化します。

背骨を反ると脊柱管の後ろ側は構造的に狭くなります。また、側面にある椎間孔も反る動作で狭くなるため、より症状が強く出てしまいます。

そのため整体院では腰を反るような施術は行わないように注意しなければなりません。

日常生活でできること

間欠性跛行は狭窄症の特徴の1つで、長時間歩くとしびれや痛みが強くなるけど、少し休めば症状が緩和するといった症状です。

これは歩いているときに無意識のうちに腰を反ってしまうため起こります。

なぜ腰を反ってしまうのかというと原因が2つあります。

1つは猫背です。

猫背になると頭は前方に行き、下を向きやすくなります。

歩くときは前を見ないといけないのですが、猫背になってしまっているため、腰を反って代償します。

2つめは股関節の伸展制限です。

伸展制限は股関節の前側が硬いと起こりやすいです。

股関節の伸展に制限があると、骨盤は前傾します。

骨盤が前傾したままだと身体は前のめりになってしまうため、腰を反ることで代償します。

なので、猫背や股関節の伸展制限を改善するストレッチなど、セルフケアを行うことで症状を緩和することができます。

また、歩くときにシルバーカーや歩行器を使うと自然と腰が曲がった状態になり、歩くのが楽になります。

当院では

当院が使う操体法は身体を気持ちいい方、動かしやすい方、楽な方に動かしていきます。

そのため、お客様の身体へ負担をかけることなく症状の改善を図ることができます。

また、当院では背骨に直接施術することはなく、骨盤や股関節の動き、猫背の改善をすることで狭窄症の症状の緩和を図っています。

他にも、問診で日常生活のことも詳しく聞きますので、症状が強くならないようにアドバイスやセルフケアをお伝えすることができます。

伊那市、辰野町、箕輪町の方で、腰部脊柱管狭窄症でお困りの方はぜひ当院へご相談ください。

その他に腰痛や肩こりに困っている方も遠慮なくご連絡ください。

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