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足先のしびれ・痛み

こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院です。

日中はまだ夏のような暑さですが、朝晩はずいぶん寒くなってきました。

気温差が激しいと自律神経が乱れやすく、体調を崩しやすいです。

適度な運動、バランスのいい食事と十分な水分補給、7時間の睡眠を行い体調管理をしっかり行っていきましょう。

さて今日はタイトルの通り足先のしびれと痛みについて書きたいと思います。

しびれは整体院に来られる方の中でも多くみられるみられる症状です。

そのほとんどはお尻から太ももの後ろや横がしびれる方が多いのですが、中には足先までしびれや痛みがあるという方がいらっしゃいます。

お尻から大腿に出るしびれや痛みは坐骨神経痛と呼ばれます。

この坐骨神経はとても長い神経で、名前を変えたり分岐しながら腰から足先へと伸びています。

以前、坐骨経痛が絞扼されやすい場所というブログを書いたのですが、坐骨神経は太ももの後ろを通り、膝より少し高い位置で総腓骨神経と脛骨神経に分岐します。

足先のしびれが出やすいのは脛骨神経になります。

上の図の左側のオレンジの線が脛骨神経です。

ふくらはぎの中を通り内くるぶしの下を通って足裏へと伸びています。

この走行で脛骨神経が絞扼されやすい場所が4つあります。

1つめはふくらはぎです。

ふくらはぎは足の筋肉の中では硬くなりやすい部位で、デスクワークや立ちっぱなしの仕事をしている人は、ふくらはぎの筋肉を使うことが少ないため特に硬くなりやすくなります。

硬くなることで神経の絞扼が起き症状が出ます。

腰痛やひざ痛、肩こり、頭痛など不調がある人ほど硬くなっていることが多く、僕はどの症状であっても必ず最初に触り、施術する部位になります。

他3つは近い位置にあるので写真を載せておきます。

2つめは内くるぶしの後ろです。上の写真の赤丸のところになります。

ここは脛骨神経だけでなく、長母指屈筋、長指屈筋、後脛骨筋という3つの筋肉の腱が通ります。

長母指屈筋は親指を曲げる、長指屈筋は親指以外の4本の指を曲げる、後脛骨筋は足首を曲げたり内側にひねる役割があります。

この3つの筋が硬くなると腱も硬くなり動きが悪くなります。

そうするとすぐ近くを走っている脛骨神経が絞扼されやすい状態になります。

歩行時に足の指がしっかり使えていなかったり、O脚の人やねんざ癖のある人は硬くなりやすい傾向にあります。

3つ目は屈筋支帯です。上の写真の紫丸のところになります。

屈筋支帯は神経や筋肉の腱がバラバラにならないように固定するバンドの役割を持つ靭帯です。

この靭帯が硬くなるとこれによって固定されている腱や神経は絞扼されてしまいやすくなります。

立ちっぱなしの仕事やデスクワークをしている方、歩く機会や運動する機会が少ない人は足首が硬くなりやすく屈筋支帯も伸び縮みする機会が減り硬くなりやすくなります。

4つ目は母子外転筋です。上の写真の緑丸の部分になります。

母子外転筋は親指を外に開く役割を持つ筋肉です。

脛骨神経はこの母子外転筋の中を通って足の裏に行きます。

歩行時に親指をしっかり使えていない人、外反母趾の方はこの母子外転筋が硬くなりやすく、

この筋の中を通る脛骨神経は絞扼されやすい状態になります。

上記で説明したこの4つが足先のしびれや痛みの直接の原因になることがほとんどのため、当院では症状のある人に対してこの4つの部分を順番に施術して症状を取り除いていきます。

最後に自宅でもできるセルフケアをお伝えして終わりにしたいと思います。すごく簡単です。

①ふくらはぎのマッサージ

②内くるぶしの後ろを指で挟んで、足の指を曲げ伸ばしする(アキレス腱をつまんだり、左右に動かすのも良い)

③内くるぶしからかかとまでの部分をマッサージ

④上の写真の緑の部分をマッサージ

⑤足の指の間に手の指を入れて、上下に動かしてストレッチ。そのあとに足を開く練習をする。指でグーチョキパーができるように練習する。

⑥足の裏のマッサージ。青竹踏みも効果的。

⑦立ってかかとの上げ下げを行う。かかとを上げるときはつま先立ちするように指を使うことを意識してください。

以上です。10分もあれば全部できます。

もし分からないことがあれば当院までご連絡いただき、1度来院してください。

電話番号は0265-97-1921です。

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