みなさんこんにちは。はやし健康整体院の林です。お久しぶりです笑
本日は僕が経験した肘の痛みについて書きたいと思います。
1年ほど前でしょうか、お風呂掃除の後に右肘の内側に痛みとはいかないまでも違和感を感じるようになりました。初めは違和感がすぐなくなるため、ほっておいたのですが、ある時から痛みがずっと続くようになりました。
肘の内側の骨がぽこっとでているところの周辺に痛みがあったのと、手のひらに圧がかかる動作で痛みが増長したため、これはゴルフ肘かもなーと思うようになりました。
ゴルフ肘
ゴルフ肘は読んで字のごとくゴルフをする人に多い肘の障害です。ゴルフ肘は医学用語では上腕骨内側上顆炎といいます。症状としては手首を曲げたりひねったりする動作の時に、前腕や肘の内側に痛みが出ます。
手首を曲げる筋肉のほとんどは上腕骨の内側上顆という、肘の内側のぽこっと骨がでているところから始まります。そのためゴルフのスウィングやテニスのフォアハンドなど、手首や肘に負担がかかる動作を繰り返し行っていると、肘の内側に炎症が起き痛みがでます。
僕自身の肘の痛みの原因
僕はゴルフもテニスもしませんが、なぜ痛みが出てしまったのかというと、お風呂の浴槽の掃除が原因でした。
え!お風呂掃除で?と思うかもしれませんが、僕の場合はそうでした。浴槽をスポンジでこするときにゴシゴシこすりますが、この浴槽掃除の動作が肘や手首に負担がかかっていました。軽くこすれば良かったのですが、気持ち的に力を入れた方がきれいになる気がして強めにこすっていました。
たまにやる掃除であれば負荷はあまりかかりませんが、僕の場合は毎日お風呂掃除を行っていたため、手首にかかる圧により筋肉に負担がかかり、筋肉の腱がついている肘の内側に炎症が起きて痛みが出たのだと思います。
今回の僕のように何気ない動作でも、頻繁に継続的に繰り返すと痛みに繋がることが多くあります。操体法の考え方になりますが、痛みの多くは日常生活からくることが多いのです。
痛みの改善方法
今現在痛みはありません。しかし、子供を抱っこしていたり重いものを持ったりするとたまに痛むときがあります。そのときはすぐに負担となる動作はやめ、筋肉に負担がかからないようにしています。また日ごろから肘や手首のストレッチをして筋肉や関節の柔軟性を維持するようにしています。
今これを読んで肘の内側に痛みがある人がいたら、手首や肘のストレッチや前腕のマッサージを毎日行ってみてください。また肘の内側のぽこっと骨がでているところの周辺を爪でカリカリとこするのも効果的です。
外国の方の写真を載せておきますので、写真と同じように肘を伸ばして手の甲側に手首を伸ばしてストレッチをしてみてください。指は上よりも下に向けた方が、回内筋もストレッチできるので効果的です。
最後に
はやし健康整体院では問診をしっかり行います。しっかり行うことで、今回の僕のような日常生活での原因が明らかになります。原因が分かれば対処法がわかり再発を防ぐことができます。
また、今回のように肘に痛みが出た場合でも、肘以外の身体の歪みにより肘に負担がかかりやすい状態になっている場合もあります。その場合には肘だけでなく身体全体の歪みを整えていくことが大切です。
痛みがあると、必ず痛みのある部位をかばう動作をしてしまいます。そのまま痛みを放っておくと身体のほかの部分に過剰な負担がかかり、別の場所の痛みに繋がる場合があります。
どんな小さな痛みや体の不調でも構いません。
伊那市、辰野町、箕輪町の方で、腰痛や肩こりにお悩みでしたら、
将来の健康のためにぜひ当院へご相談ください。