こんにちは。
はやし健康整体院の林です。
当院では問診時に睡眠時間や睡眠の質について必ず聞くんですが、みなさん睡眠って取れてますか?
というのも、当院に来られる方は当然腰痛や肩こりなどのお身体の不調をお持ちなんですが、お身体の不調を訴えられている方の多くが、睡眠時間が短いか質が悪かったりするんです。
生物は睡眠中にストレス解消や疲労回復を行います。睡眠不足はそれを妨げ、集中力低下や生活習慣病・認知症のリスクを高めてしまうことが分かっています。
ネットで睡眠と健康との関係について調べていたら、死亡リスクについての統計が出ていたのでグラフにしてみました。それがこちらです。
女性の七時間の睡眠を1として基準にしているのですが、睡眠は多すぎても健康には良くないということが分かりますね。男性は7時間寝ると女性よりも健康に過ごせるようです。
次は肩こりや腰痛との関係性を話したいと思います。
睡眠不足だと筋肉の疲労が取れなかったり、交感神経優位になることで血管が収縮し血流が悪くなることで筋肉が硬くなってしまいます。
また、背骨や骨盤、胸郭の動きは呼吸と深い関りがあります。睡眠時間が短いと呼吸も浅くなる時間が増え、深い呼吸の時間が少なくなり、背骨や骨盤、胸郭の動きも少なくなってしまいます。そうすると筋肉に硬さが出てしまい、腰痛などの不調に繋がると思われます。
寝方も重要で、うつ伏せや横向きで寝てしまうと身体の一部に過度な負担がかかってしまうため、仰向けが一番寝るにはいい姿勢となります。
身体の不調は生活習慣から生まれるというのが、当院の考え方なのですが、睡眠も生活習慣の一部です。
睡眠は食事よりも大切という論文もあるみたいなので、お身体に不調のある方は、まず睡眠の改善から取り組んでみたらいかがでしょうか?
伊那市、辰野町、箕輪町の方で、腰痛や肩こりにお悩みの方は当院へご相談ください。