こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。
今回で主婦のみなさんシリーズ5作目です。
今回は座り方のお話をしたいと思います。
女性が好きな横座り
女性によくみられる座り方として横座りがあります。
正座の状態から、両足を横に出して座る座り方ですね。
床に座る種類の座り方は数種類あります。
長座、正座、あぐら、体育座り、横座り、正座から片膝を立てる、あぐらから片膝を立てるなどです。
この内女性がされる座り方は正座か横座りしかないのではないでしょうか。
その他の座り方はどちらかといえば男性がするイメージのものが多く、女性からしてみると行いずらいかと思います。
しかし、正座は長時間行っていると足がしびれたり疲れたりしてくるため、自然と横座りになります。
また、横座りは女性らしさも感じられます。
これが横座りが女性に多い理由だと思います。
横座りは背骨を曲げてしまう原因に
実は横座りはおすすめできる座り方ではありません。
姿勢を想像するか、自分でやってみてほしいのですが、足を横に出した状態だと、足を出した方と逆の方向に骨盤がねじれます。
骨盤がねじれるとその上にある上半身はくっついてくるので同じ方向にねじれます。
足を出した方とは反対のお尻に体重が偏るため、体重が乗っているお尻の方向に背骨は曲がってしまいます。
片方に体重が乗るため骨盤の左右の高さも差が生まれます。
また、人間は頭を正面に持ってこようと無意識にするため、首は体のねじれとは反対にねじれてきます。
左右対称ではないとても偏った座り方になるわけです。
この座り方を日常的に行っていると、体に癖がつき、姿勢が変わってしまいます。
背骨が横に曲がってしまった状態を側弯症といいますが、横座りはこの側弯症を作りやすい姿勢といえます。
姿勢が変わると足の長さにも差が出て、歩くだけで歪みを作る体になってしまいます。
横座りを続けた結果、腰痛や膝の痛み、肩の痛みなどの不調をきたす体になってしまいます。
では、横座りは一切したらダメなのかというと、そうではありません。
許容の範囲では大丈夫です。
許容の範囲というと分かりずらいのですが、横座りをしていて体のどこかに窮屈さがあったり、痛みや違和感を感じるようならやめて、他の座り方に変えてください。
反対の横座りに変えてみたり、正座にしてみたりとかです。
でも一番のおすすめは椅子に座るのがいいと思います。
横座りが多いという方は、背骨が曲がってしまう前に座り方を変えてみてください。
体の姿勢を整えることはもちろんですが、当院ではこういった日常生活に対してもアドバイスをおこなっています。
なぜなら痛みの原因となる姿勢の歪みは日常生活からくるものがほとんどだからです。
伊那市、辰野町、箕輪町の方で、腰痛や肩こりにお悩みの方は当院へご相談ください。
日常生活を見直して、痛みの出にくい体作りを一緒におこなっていきましょう。