こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。
さて、前回は「なで肩」だったので、今回は「いかり肩」について書きたいと思います。
画像載せておきます。
いかり肩
いかり肩もなで肩と同じく、肩こりを引き起こしやすい姿勢になります。
いかり肩は鎖骨の外側が上に上がり、逆の八の字になっている状態のことです。
いかり肩は女性に多い症状です。
女性に多い原因として、男性よりも筋力が弱いこと、肩にバックをかけることが多いためと思われます。
いかり肩の原因は筋力低下、巻き肩、生活習慣が考えられます。
生活習慣は長時間のスマホやパソコン、デスクワーク時の不良姿勢があげられます。
巻き肩は肩甲骨が開き、肩が内側に巻いてしまっている状態です。
似たような姿勢に猫背がありますが、猫背は背中が丸くなり、巻き肩は肩が前に突出した状態です。
猫背はなで肩になりやすく、巻き肩はいかり肩になりやすいです。
巻き肩は長時間のパソコンやスマホによって、前のめりの姿勢が続くことで起こりやすくなります。
巻き肩になると肩甲骨が外に開き、肩が前に出てきます。
そうすると前側にある鎖骨と呼ばれる骨が、窮屈になって上に逃げてしまうことでいかり肩になります。
また、前のめりの姿勢は首や肩の筋が縮んだ状態になり、それが続くことで肩が持ち上げられいかり肩になります。
逆に、肩甲骨を下に引っ張る筋は弱くなってしまい、余計にいかり肩を助長してしまいます。
いかり肩の改善点として、長時間のスマホやパソコンは極力避けるようにしましょう。
仕事でパソコンを使う必要があるなら1時間に1回は背伸びをしたりストレッチをするようにし、スマホは目線の高さで使うように心がけましょう。
また、巻き肩は横向きに寝る人がなりやすいです。
横向きに寝ることで肩が圧迫され、圧迫から逃れるために肩が前に出てきてしまいます。
できるだけ仰向けで寝るようにしてみてください。
次に、首と肩回りのマッサージやストレッチをしましょう。
首から肩にかけての筋肉は縮んで硬くなっているため、マッサージでゆるめた後にしっかりストレッチをし、柔軟性の改善を図りましょう。
最後に筋力アップの運動です。
肩甲骨を下に引っ張る筋肉が弱くなっていると思われます。
上の画像でいうと僧帽筋下部と菱形筋という部位です。
僧帽筋下部は肩甲骨を下に引っ張ってくれる筋で、菱形筋は肩甲骨を背骨に引っ張ってくれる筋です。
ここに筋力がついてくることで、巻き肩やいかり肩を改善することができます。
ここを鍛える動画はたくさん出ていますので、観ながら実践してみてください。
伊那市、辰野町、箕輪町の方で、腰痛や肩こりにお悩みの方は当院へご相談ください。