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たばこの害悪

こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院の林です。

伊那市、辰野町、箕輪町の方で、腰痛や肩こりにお悩みの方は当院へご相談ください。

今回のブログはたばこの害悪についてです。

整体とは全く関係ないと思われますが、実は関係もあります。

これは最後の方に書きたいと思います。

数年前まで僕もたばこを吸っていました。

途中からVAPEと呼ばれる電子タバコに変えて吸っていました。

似たようなものにアイコスやグローがありますが、これは加熱式たばこと呼ばれるものです。

加熱式はたばこ葉を熱して、煙を吸いますが、VAPEはリキッドを熱で蒸発させて水蒸気を吸うものになります。

VAPEのニコチン入りリキッドは日本では買えないため、海外から輸入して吸っていました。

今はご近所さんが皆さん禁煙に成功したということで、僕も禁煙頑張っている最中でございます。

禁煙頑張るぞという気合も込めまして、書いていきたいと思います。

たばこの何が体に悪いの?

たばこには4000種類もの化学物質が含まれています。

その内200種類は体に有毒な物質といわれています。

その中でも特に体に悪いとされるのが次の3つです。

①ニコチン

②タール

③一酸化炭素

です。

たばこは主流煙と副流煙があり、副流煙はフィルターを介してないため主流煙より害があります。

副流煙は吸っていない家族や友達に影響を与えてしまいます。

あとは匂いでしょうか。

吸っている人はあまり気にならないですが、めちゃくちゃ臭いです。

紙たばこを吸わなくなってめちゃくちゃ臭いことに気づきました。

ここから上で述べた、3つについて1つずつ解説していきます。

ニコチン

ニコチンは、昆虫に葉っぱを食べられないように、たばこ植物が作り出す成分です。

ニコチンを摂取すると、脳内でドーパミンなどの神経伝達物質が放出されます。

ドーパミンは快楽に関わる神経伝達物質で。これにより人は強い多幸感を得ることができます。

ニコチンには強い依存性があります。

多幸感が癖になることもそうですが、離脱症状を抑制するために吸いたくなるということがあげられます。

ニコチンを摂取をし続けていると、神経伝達物質の調整がうまくできなくなり、ニコチンが摂取できない状態が続くとイライラしたり集中力の欠如といった離脱症状が出現します。

神経伝達物質の調整をニコチンに頼らざるを得ないようになり、摂取をし続けてしまう状態をニコチン依存症といいます。

タールを含まない純粋なニコチンは発がん物質を含みませんが、ニコチンを代謝した時に出る、ニトロソアミンという物質に発がん性があると言われています。

また、ニコチンは交感神経を刺激するため、血圧の上昇や脈拍の増加により心臓に負担をかけ、血管の老化を早めてしまいます。

タール

タールはたばこの煙に含まれる成分で、たくさんの発がん性を含んだ物質です。

この発がん性物質は体に入ると、血流に乗って全身に運ばれます。

運ばれた発がん性物質は遺伝子を傷つけ、癌を発症させる原因になると言われています。

また、タールは肺にこびりつき、肺を汚し、肺の機能を著しく低下させます。

肺の機能が低下したことにより、慢性閉そく性肺疾患(COPD)、肺気腫、慢性気管支炎という病気になりやすくなります。

この複数の病気には息切れ、咳、痰、息苦しさがあり、ひどい人では機械で酸素を吸わないと生活できない場合もあります。

その他にも、タールは歯を黄色くさせ歯周病のリスクを高めてしまいます。

歯周病は脳血管障害とも関りがあるため注意が必要です。

一酸化炭素

一酸化炭素が体に入ると赤血球と結合します。

赤血球は酸素を運ぶ役割がありますが、一酸化炭素の方が酸素よりも結合が強いため、酸素が赤血球と結合ができなくなり酸欠状態になります。

脳に酸素がいかなくなることで、ぼーっとしたり、集中力・思考力の低下、体の成長を妨げる原因になります。

整体との関係

改めてたばこについて勉強すると、たばこの危険性が良く分かります。

さて、始めにも書いた整体とたばこの関りですが、たばこは吸うことで肺の機能低下を招きます。

当院の施術「操体法」では呼吸、食事、動作、精神面、環境面がバランスよく正常であることで、健康が保たれるという考えがあります。

肺は呼吸を行う部位です。

肺の機能低下により、呼吸が正常でなくなると健康に影響が出るようになります。

病気だけでなく、呼吸がしっかりできないことで、血流不足になり、筋肉が硬くなって肩こりや腰痛につながります。

また、呼吸は酸素を体に取り込むだけでなく、腹圧を高めて背骨を安定化させますが、呼吸が浅いと腹圧が高まらず腰への負担が増え、腰痛の原因になったりします。

その他にも、睡眠不足や疲労の蓄積、イライラや集中力の低下など呼吸が低下することで様々な弊害がでてきます。

このように、肺の病気になるだけではなくて、腰痛や肩こりといった症状にも繋がります。

いきなりたばこをやめるのは難しいかもしれません。

少しずつ本数を減らして早いうちから禁煙できるようにチャレンジしてみるといいかもしれませんね。

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