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それって本当に坐骨神経痛?

こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院です。

ここ最近猛暑が続いていますね。

夏は好きですが、暑すぎるのも困ります…

子どもたちは暑くても元気ですね。

今日も「今日暑い?プールできる?暑いけどプール出来たらいいなぁ」と希望を膨らませながら保育園へ行かれました。

これを読んでくださっている皆さんは水分、ミネラル補給をしっかりして熱中症にならないように注意してくださいね。

さて、今回のお話は「それって本当に坐骨神経痛なの?」というお話です。

当院には坐骨神経痛と診断された人や、診断はされていないけど坐骨神経痛の症状が出ている方が多数来院されます。

病院では坐骨神経痛と診断された方でも、検査や評価を行ってみると「ん?坐骨神経痛とはちょっと違うな」という方がおられます。

坐骨神経痛は主にお尻から大腿の側面・後面にかけて痛みやしびれがでる症状です。

実はそれと似たような症状を出す疾患があります。

それが臀皮神経障害です。

臀皮神経障害は新型腰痛とも呼ばれ、最近注目されるようになりました。

リハビリの先生方や整体をなさっている方は前から知っていたよという方もおられるかもしれません。

坐骨神経痛の方が圧倒的に多いのですが、臀皮神経障害の方も一定数おられます。

では臀皮神経障害を簡単に説明していきます。

お尻には臀皮神経と呼ばれる、お尻付近の皮膚を支配している神経があります。

上臀皮神経、中臀皮神経、下臀皮神経、後大腿皮神経が主な神経です。

その中で症状として多いのが上臀皮神経、下臀皮神経、後大腿皮神経です。

上の画像で黄色が坐骨神経青色が上臀皮神経赤が下臀皮神経と後大腿皮神経になります。

下臀皮神経は後大腿皮神経から繋がっているので同じ色にしてます。

上臀皮神経は腰椎(腰の背骨)から出て、お尻に向かうのですが胸腰筋膜、脊柱起立筋、腰方形筋の間を走行します。

その際、胸腰筋膜、脊柱起立筋、腰方形筋に絞扼されることで症状が出ます。

骨盤を乗り越えるところで胸腰筋膜に絞扼されることが多いです。

腰痛を持っている方は胸腰筋膜、脊柱起立筋、腰方形筋が硬くなりやすく絞扼されやすい状況といえます。

次に下臀皮神経、後大腿皮神経ですが、これらは坐骨神経の内側を通ります。

坐骨神経に近いところを走行するので、坐骨神経痛の原因となりやすい梨状筋などのお尻の筋肉に絞扼されやすい神経です。

腰からお尻の上側では上臀皮神経、お尻の下のほうと大腿の付け根あたりの症状では下臀皮神経、後大腿皮神経の障害を疑います。

下臀皮神経、後大腿皮神経の障害は発生機構が坐骨神経痛の方と似ているため、同じような施術を行いますが、上臀皮神経はさらにプラスアルファの施術が必要となります。

検査や評価でここを判別していかないと症状がとり切れないため大事になってきます。

お尻の上、もしくは下から大腿の付け根あたりに症状がある方は、もしかしたらそれは坐骨神経痛ではなく臀皮神経障害かもしれません。

はやし健康整体院では細かく検査してどの神経が障害を受けているのか判別していきます。

症状が早く良くなるようにセルフケアもしっかりお伝えしています。

箕輪町、伊那市、辰野町でお尻や大腿のしびれ・痛みにお悩みの方は一度当院へ相談しにきてください。

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