こんにちは。箕輪町の整体。はやし健康整体院です。
暑い日が続きますね。
こまめな水分補給、十分な睡眠、適度な運動をしてもらって体調を崩さないようにしてください。
神経スライダー法とは
さて、今回はタイトルにもある通り、坐骨神経痛に効果があると論文で発表された神経の運動をお伝えしたいと思います。
神経は動かないと思っている方も多いかもしれませんが、神経は関節の動きや筋肉の動きに合わせて伸び縮みし、筋肉などの組織の間を「滑る」ように動きます。
だいたい最大で9センチほど伸び、2センチほど滑るように動くといわれています。
これを神経の滑走生と専門用語では呼ばれます。
この滑走性が神経の圧迫や癒着(筋肉などにくっついてしまうこと)などにより損なわれると神経痛が起きやすくなります。
今回お伝えする運動は神経滑走法(スライダー運動)と呼ばれるもので、神経を体の中でスライドさせて動きを良くしていきます。
引っ張って伸ばすのではなく、滑りを与えるような運動のことを言います。
専門用語で神経モビライゼーションといいます。癒着をはがすように動かすので神経はがしとか、海外では神経フロッシングとも呼ばれることもあります。
フロッシングとは歯間ブラシやデンタルフロスのことです。
歯と歯の間の汚れを落とすように神経も行ったり来たりすることで癒着を優しくはがしていくテクニックです。
この方法の特徴は神経を引っ張らないことです。
神経の片側を引っ張ると同時にもう片方を緩めます。
そうすることで神経に過度なストレスを与えることなく安全に滑走性を出すことができます。
もちろんすべての坐骨神経痛の方に効果があるわけではありませんが、研究では多くの方に効果があった運動なのでお伝えしようと思います。
寝て行う方法①
寝て行う方法と座って行う方法があります。
歩けない、座っているのもつらいという重度の方は寝て、歩けるし座っているのも大丈夫という方は座って行ってください。
まずは写真のように膝を立てて横になってください。

頭の下に枕を入れたり、膝の下にクッションを入れるとよりリラックスして行うことができます。
次に両方のつま先を天井に向けて反っていきます。それと同時に首も後ろへ反ります。

そしてゆっくり足を元に戻すと同時に、おへそを見るように頭を持ち上げます。

つま先を上げて上を見る、つま先下げて下を見る。
たったこれだけです。これをゆっくりぬるっと動くように10回ほど繰り返します。これを1日2~3セット行ってください。
これの原理なんですが、つま先を上げた時、神経は足側に引っ張られます。首を反らすことで首側の神経は緩むためストレスなく足側へ神経が移動します。
下を向きつま先を戻すと今度は首側に神経が引っ張られ、足側は緩むため頭側に神経が移動します。綱引きみたいな感じで神経がいったりきたりするイメージです。
これを繰り返すことで神経の動きが良くなり滑走性を高めることができます。
寝て行う方法②
も一つ寝て行う方法があります。先ほどのものが初級としたらこれは中級になります。
スタートは同じで膝を立てて上向きに横になります。

次に症状が出ている方の足を両手で抱えます。太ももは体に引き寄せすぎないようにだいたい垂直になるようにしましょう。

ここからゆっくりと足の裏を天井に向けるように膝を伸ばしていきます。
太ももの裏の筋肉が突っ張りすぎないところまでで大丈夫です。
そしてここでも首と足首の動きを連動させます。
膝を伸ばすのと同時に頭も首を反っていきます。

次に膝を曲げると同時に頭も下げます。つま先もまっすぐ伸ばします。
伸ばして上を見る曲げて下を見る。
これをゆっくりぬるっとした動きで10回行います。これを1日2~3セット行ってください。

座って行う方法
次は座って行う方法です。
この3種類でどれが一番効果があったか調べる研究ではこれが一番効果があったそうです。
座って行うことができるのであればこれが一番効果的です。
まず椅子やベッドに腰掛けます。手で椅子やベッドの端を持ち体を固定させます。
ここでのポイントは背筋を伸ばさないことです。
背筋を丸めることで背骨の中の神経の通り道が広がり、神経がスルスルと滑りやすくなります。

ここからの動きも基本は同じです。顔とつま先は同じ方向です。
顔を天井へ向けます。それと同時に症状のある方の膝を伸ばし、つま先も上へ向けます。

足を戻し頭は下にさげます。
これをゆっくりぬるっとした動きで10回行います。これを1日2~3セット行ってください。

いかがでしたか?
結構簡単ですよね!
僕の整体院へ通ってくださっている方の中にも、この運動をやり始めて楽になった、症状が消えたという方が結構いらっしゃいますので試してみる価値はあると思います。
最後にポイントのおさらいです。
①つま先と頭は同じ方向に動かす
②ゆっくりぬるっと動かす
③座って行う場合は背筋は伸ばさず背中を丸めて行う
④痛みやツッパリ感がでない程度に行う
このポイントを意識して頑張ってみてください。
神経痛を体全体を見て治していきたい、セルフケアを詳しく知りたいという方ははやし健康整体院までご連絡ください。